経済的自立サポート

問題点

  • 障がい者の方ができる業務が理解されず、仕事量が少ない。
  • 福祉施設で働いて得る月額工賃は全国平均で1万数千円程度。

※工賃とは労働の対価として障がい者の方に全額支払われるものです。施設の運営費等は寄付・補助金等で賄っており、純粋に労働の対価です。

解決への取り組み

事業者の皆様へのお願い

寄付は、事業所の運営に重要なものですが、「工賃向上」のためには、仕事を頂けることが障がい者の方の継続的な経済的支援であります。

また、事業者様の経費削減(一般受託よりも低価格で請け負います。)にもなります。

双方にとってWin-Winになることが、結果的に社会貢献へと繋がります。

 

笑ん座での取り組み

事業者の皆様が業務を委託し易くなるよう、障がい者の方の能力・特性等を分析して、この仕事ならできるなど、具体的にサポートしてまいります。

事業者様に訪問させて頂きご説明させて頂きます。

 

 

現在のお仕事内容

カフェ・お弁当・クリーニング受付受託・名刺作成・ラベル張り・封筒つめ・駐車場の手作業での雑草処理(好評です)・物造・簡単な配達・軽作業・お掃除(エントランス・マンション周辺)・農作業

国の取り組み

国や地方公共団体、独立行政法人等は、障がい者施設等から優先的に物品・サービスを購入する努力義務が課すことで障がい者が就労する施設等の仕事を確保するように取り組んでいます。

 

障害者雇用を支援するための仕組みを整えるとともに、障害者が就労する施設等の仕事を確保し、その経営基盤を強化することも必要です。

このような観点から、これまで障害者就労施設等へ仕事の発注に関し、民間企業をはじめ国や地方公共団体等において様々な取組が行われてきました。

「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律(障害者優先調達推進法)」は、国や地方公共団体等が率先して障害者就労施設等からの物品等の調達を推進するよう、必要な措置を講じることを定めたものです。

笑ん座では、一人一人の個性・やりたい事を大切に、それぞれの方、あるいは、ご家族の抱えている問題点を少しでも解決出来る様にプログラムを作成して計画的に実施しております。

「安心出来る居場所として」

障がい者の方は、落ち着いていられる場所が少なく、頼れる・信頼できる相談相手も少なく一人で抱えている方が数多くいらっしゃいます。

笑ん座は、ご自宅以外、唯一安心出来る居場所となる為に、一人ひとりが心を開けるように耳を傾け、日々お話をして・都度個別に面談をしています。

「生活面での自立」をサポート

ご家族の方も現在から将来にかけお子様の心配をされています。

誰にも頼らずに、身の回りの片付け・掃除・食事・洗い物等が能動的にご自身で判断して出来るように、スタッフが一緒にお手伝いします。

「経済的自立」

一人ひとり、個性に応じ、就職希望の方には、心構えから、コミュケーション、能力の向上、就職先の紹介のお手伝いをします。

仕事をする場所は、外部の企業だけではなく、笑ん座の中でも継続して仕事をする事も選択出来ます。

今のお仕事(工房・笑ん座カフェ・encafe)以外にも随時、外部から仕事を募集して、少しでも工賃をお支払いできるように努めてまいります。

 

障がい者の方にとって、通所あるいは在宅でも、外部の第3者とお話をしたり、共同で作業をすることで、笑ん座をコミュニティとして社会とのつながりを持ち、作業・仕事をする事で一人ひとりの役割を感じられる事が必要であると考えております。

発達障害とは

発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害です。 得意・不得意の特性と、その人が過ごす環境や周囲の人との関わりのミスマッチから、社会生活に困難が発生します。


就労による企業のメリット

障害のある方に就労してもらうことにリスクを感じていませんか?

費用対効果、社会貢献、助成金など企業にはメリットもあります。


グレーゾーンについて

発達障害と同じような症状であっても精神科や心療内科で診断がでない場合、「発達障害のグレーゾーン」と呼ばれるものもあります。