発達障害者支援法(平成17年施行)では、「自閉症、アスペルガー症候群、その他広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの脳機能の障害で通常低年齢で発現するもの」として定義づけられています。
最近では、自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害を別々の障害として考えるのではなく、特性が目立たない人たちも含めて、広く自閉スペクトラム症(ASD)として捉えられるようになってきています(スペクトラムとは「連続体」の意味で、人によって程度や現れ方が違っても、基本的なところでは連なっている、という考え方です)。
発達障害の原因については、まだはっきりしていませんが、生まれつきの脳機能の特徴にあると考えられており、これまでの多くの研究から、親の育て方やしつけ方などが原因ではないことがわかっています。
その人が持っている能力や個性(=強み)、抱えている困難さや将来への希望は、一人一人が違います。その人の特性や状況に応じた理解と支援に心がけ、本人も周りの人も豊かな毎日を過ごせる社会にしていきましょう。
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